図10・1 蛍光放電灯ランプ
がり、次いで完全な放電に移行する。このような始動補助電極は始動を容易にし速める働きをするが、実際のランプでは管内面に透明導電被膜を付けたり、又は管外面に導電条を付けて、始動補助導体を自蔵したものが多く使用されている。
図10・1(d)はフリッカレス形蛍光ランプの結線例を示す。図中のコンデンサCは2灯中の?灯の管電流を他方の電流より位相を進ませるためのもので、これにより両ランプの光のちらつきを互いに打ち消す効果が得られる。
図10・2 電波障害防止回路の一例
(3)水銀ランプ
水銀蒸気圧10 2mmHg以上の高圧水銀中の放電は、可視部の効率が高く、この発光を利用した光源を一般に水銀ランプといい、点灯中の管内水銀蒸気圧によって次のように大別される。
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